健康づくり研究会とは

 

薬膳健康づくり研究会の紹介

 

健康づくり研究会とは
 

薬膳健康づくり研究会 ロゴ 日本型薬膳の研究と調理実習人生を楽しくいきいき過ごすためには、健康が何にもまさる宝です。この礎となるのが食生活です。

薬膳健康づくり研究会は、平成元年から日本型薬膳の研究や調理実習を続けてきました。

「一食一食を大切に考え、食事を通して病気を予防し健康で楽しく健やかに生きる(未病先防)」を目的に活動しています。

中国伝統医学の理論に基づいて現代栄養学的な配慮をし、日本の食文化を根底に中西医結合の薬膳をめざしています。

また、「薬食同源」といわれている薬膳の普及活動などにより、人々の健康寿命の延伸の支援を推進していきます。

少子超高齢社会を健やかに過ごせるよう、“食を通しての健康づくり”  “地域を通じての健康づくり” を発信していきます。

 

設立35周年を迎えて
会長 伊藤 寛子
 

 向暑の候、会員の皆様におかれましては如何お過ごしでしょうか。

 3年間に及んだ新型コロナウイルス感染症は、私たちの心に大きな傷跡を残し 法的に5類に移行しました。コロナウイルスと共存する現在でもコロナ以前の生 活に戻るのは簡単なことではなさそうです。このような難しい中でも、「一緒に 集まっておしゃべりをしたい」、「いつもの仲間と一緒に薬膳料理づくりを楽しみ たい」等、会員の皆様の気持ちに支えられ、充実感あふれる各教室が開催でき ましたことに心より感謝申し上げます。

 昨年度は、新しい試みとして「公開講座」、「中医薬膳学講座」の録画配信に取り組みました。録画を企画しなければ出会えなかった多くの方々の参加は、今後の講座運営のあり方を示しているように思います。そのほか「薬膳のドアを開こうⅢ」の発刊、3年ぶりの「薬膳アドバイザー認定試験」の実施など、一歩前進することができました。

 今年度は、当会設立35周年となります。過去の会員の皆様から薬膳を通した健康づくりの研究が長く引き継がれてきました。しかしながら、コロナを境に数々の課題が浮き彫りになり、改革が必要となっています。毎年続く会員の減少にも歯止めをかけなければなりません。明るい当会の将来像を描くには平坦な道ばかりではありませんが、設立35周年の今年を新たな出発の年とし、多くの課題解決の第一歩となるようなプランを立ち上げました。

  • 会員を増やすための効果的な媒体としてのリーフレットの作成とホームページの拡充
  • オープン講座Ⅱの3講座すべてについて録画配信を実施
  • 薬膳アドバイザー認定者のフォローアップ
 

中医学をより深く学びたいというご希望に添えるよう日曜講座を開催し、 薬膳の普及や会の運営に携わっていただく方を増やしていきます。

また、専修科Dの授業内容を薬膳アドバイザーフォローアップにつながるように対策します。

 設立35周年 を祝う式典などは特に開催しませんが、会員の皆様にはささやかな 記念品を用意しています。新たな歴史を皆様の力で作っていきましょう。今後とも なお一層のご支援・ご協力をお願い申し上げます。

 

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