蒲公英

 

食薬一口ばなし

 

蒲公英 (ほこうえい) タンポポ 

 

日本の春の野草代表として、タンポポがあげられます。

平成28年4月22日(金) 神奈川県横須賀市内にて撮影
 

この草は古くから食用・薬草として用いられてきました。

日本産は、カンサイタンポポ,セイヨウタンポポなどの根を使用。

中国産はモウコタンポポ,シナタンポポの根付き全草を使用。 

※タンポポ属ではない菊科植物(ウスベニニガナ,タカサゴ草,アツバニガナ)の全草も蒲公英と称している。

  • 薬味・・・甘苦 
  • 薬性・・・寒   
  • 薬効・・・解毒,消炎,健胃,利尿,催乳,強壮,眼疾腫痛,消化不良, 便秘,小便不利,カゼ,咽頭炎などに応用 
  • 処方名・・・蒲公英湯など 
 

その他の使用法:

天日乾燥した全草10gをコップ4杯の水に入れふたをして10分煮出して漉す。 胃腸病,ぜんそくなどに用いる。 

食用には、ゆでて水にさらし苦味をとってから酢の物, 和え物,汁の具などに用いる。

参考文献:「薬膳に用いる生薬」難波恒雄  「身近な薬草百科」畠山陽一 

 

日本のタンポポ

日本のタンポポ

平成28年4月22日(金) 神奈川県横須賀市内にて撮影
 

在来種の日本タンポポは地域により多くの種類に分けられ総苞そうほうの外片は反り返らない。夏に休眠し翌春に出芽し開花するため繁殖力が弱い。

ヨーロッパ原産のタンポポは総苞の外片が大きく反り返り夏も花を咲かせ種子を飛ばすので繁殖力が強い。

そのため各地で 外来種が勢力を拡大している。

 

西洋種のタンポポ

日本のタンポポ

2016年5月1日(日) 神奈川県横須賀市内にて撮影

 

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