役に立つ身近な 食品・生薬
紫蘇(しそ) 別名(紫蘇葉・大葉)
(名称) |
シソ科 紫蘇葉(葉)、紫蘇梗(茎)、紫蘇子(種)、蘇 |
(由来) |
昔、中国で蟹を食べて食中毒になり死にかけた子供に紫のシソの葉を食べさせたら蘇ったため「紫蘇」と呼ぶようになった。 |
(産地) |
日本全国 (中国南部原産) |
(特徴) |
一年草の栽培植物 古代にはシソ油として利用された。本来、シソは赤紫蘇の事を言う。解熱、鎮静、咳、喘息、 食欲不振等の治療薬として使われている。 |
(採取時期) | 6~10月 葉・花穂・実・茎(赤紫蘇は花穂が出る直前に摘み取る) |
(利用法) | 青紫蘇:生食、薬味、和え物、天ぷら、ご飯、煎服、 不眠、神経痛、ノイローゼ、かぜ、魚蟹による中毒、糖尿病等 赤紫蘇:梅干し漬、煮物、ジュース等 花穂:料理の付け合せ / 実:佃煮、塩漬け(性味/帰経) 温、辛/肺、脾 |
(働き) | 解表散寒 行気寛中 解魚蟹毒 |
(保存) | 夏秋に収穫し直射日光の当たらない所で乾燥させ保存する。 |
(常用量) | 煎服:6~12g (葉と茎 ― 魚蟹中毒の時は30g~60g) (葉、種子― かぜの時は水200mlを半量に煎じ、2~3回に分けて服用) (文献) 薬膳素材辞典薬草カラー大辞典 |
(応用) |
紫蘇ジュース
作り方
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