五味子

 

役に立つ身近な 食品・生薬

 

五味子(ごみし)

 

(名称)

五味子 (和名):「実葛(さねかづら)真葛とも書く」
「美男葛(びなんかづら)」
朝鮮五味子の果実 生薬には乾燥したものを用いる

(科目)

モクレン科 夏に黄白色の花
秋に鮮やかな赤い実をつける

(性味)

温/果実の皮肉:甘酸
中核(種):辛苦
果実全体:酸・苦・甘・辛・辛・鹹の味があり
五味子と言われる。

(自生) 山地の雑木林、中国の華北、東北地方、日本、
朝鮮半島、サハリンなどに分布
(帰経)  肺・腎・心
(効能) 腎の機能を高める『滋腎固精』作用
肺の機能を高め咳を止める『斂肺止咳』作用
体に潤いを与え、余分な汗が漏れないように
する『生津斂汗』作用
臓器を収斂して下痢などの過激な排泄を
防ぐ『収斂止瀉』作用
(応用) お茶、お酒、シロップなどに加工され、
韓国の健康茶としてビタミンC が豊富な
「五味子茶オミジャチャ」がある。
(文献) 本草綱目:「五味子の酸鹹は肝に入り腎を補い、
辛苦は心に入り肺を補い、甘は中宮に入り
脾胃の益になる」と記載。
神農本草経:上品として記載。
  (参考:植物生薬物語、薬膳素材辞典

 

五味子(果実)

(名称) 五味子 (和名 「実葛 さねかづら 真葛とも書く」 「美男葛 びなんかづら 」 朝鮮五味子の果実 生薬には乾燥したものを用いる (名称) 五味子 (和名 「実葛 さねかづら 真葛とも書く」 「美男葛 びなんかづら 」 朝鮮五味子の果実 生薬には乾燥したものを用いる

五味子(乾燥)

(名称) 五味子 (和名 「実葛 さねかづら 真葛とも書く」 「美男葛 びなんかづら 」 朝鮮五味子の果実 生薬には乾燥したものを用いる

 

 

タグ: