薬膳料理教室からの写真集
横浜第3土曜日教室
平成29年4月 「肝と脾をいたわる春の薬膳」
献立名
- 笹ちまき(健脾和胃 滋陰潤燥)
- 鶏肉の蜂蜜焼き温野菜添え(補脾益気)
- キャベツのカラフル巻き(補中益気 開胃消食)
- 春菊と卵のスープ(疏肝理気 養神安心)
- 桑葉のゼリー(滋陰明目 補気養血)
お勧めの一品
「春キャベツのカラフル巻き 」
食薬食材: キャベツ パプリカ赤・黄 貝割菜 玉ねぎ
調味料: 豆板醤 醤油 砂糖 塩 胡椒 サラダ油
コメント
春は自然界同様、人間の生活環境も変化が激しい時期。
慣れない環境で頑張っている間に、肝に不調が生じ、精神バランスが不安定になりやすいのもこの季節の特徴です。
肝の不調は胃腸の働きに影響し、食欲不振を招きやすくなるため、疲れ・無気力、神経がピリピリする等の症状が出やすくなります。
心を穏やかにし肝の働きを良くするパプリカ、炒め玉ねぎと豆板醤の甘辛い味をアクセントに胃の働きを助けるキャベツで巻いた春らしい一品です。
肝の働きを助けるために胃腸の働きを整えることは養生の基本。
春を元気に過ごしましょう。